Angloのブログ

英語学習における有益な記事を書いていきます。

教育、塾業界の現実4選

かれこれ10年ほど塾や予備校の現場に関わっていて「ツラいなあ」と思ったことをまとめたいと思います。私は英語(ときどき数学)を教えることが多いですが、塾や予備校の関係者の方にも、参考になれば幸いです。

教育業界の現実

  1. 基本はブラック
  2. 問題のある生徒が混ざっている
  3. 板書が意外と難関
  4. 同僚に萎える

①基本的にはブラック

準備に時間がかかる:塾講師の時給を目にして「何となく割が良さそう」と思った人は少なくないと思います。ただ、準備の時間まで考えると、どうでしょう?教材に目を通したり解いたりすると、結構な時間が取られます。

勤務時間が長い:私も自由時間がほぼ無くなりました。たまに精神を病む人も見ます。正社員と契約社員の先生はカリカリしている人が多かった印象です。

上司によってはブラック度が増す:いつも不機嫌な上司などがいる職場は、9割がたブラック化します。運悪く遭遇したら、タイミングを見計らって辞めましょう。

風土が古い:古い先生ほどタブレット端末などの最新機器に抵抗があります。私個人の意見としては板書は無駄だと考えています。板書データをダウンロードさせればいいじゃん、と思ってしまいます。

②問題のある生徒が混ざってる

何も考えず質問する生徒:このタイプの生徒は、かまってほしいだけ、というパターンが多いです。集団授業においては、マジメにやってる生徒の迷惑になります。できれば個別指導をおススメしましょう。

反抗期まる出しの生徒:常に意味なく不機嫌です。かなり理不尽なことをしかけてきます。例えば某英会話教室では、定期的なスピーチコンテストで賞状(ステッカー)を与えていたのですが、ステッカーをあげた瞬間ゴミ箱に捨てようとする生徒がいました。正直「どういう育ち方をしたのだろう」と思いました。

完全に無気力な生徒:何しに来とんねん。思うこともありました。高い授業料を親に払わせて、ひたすらボーっとしてます。

講師の学力(英語力)に疑問を持つ生徒:「センセー本当に英語できんのー?」って言われた時。「一応は偏差値70くらいあって英検準一級取っとんじゃボケ!」と、大人げなく思ったこともありました。まあいいんですけど・・・

③板書が意外と難関

板書の字が汚いと、集中できないと言う生徒もいます。また、板書計画を作るのは、時間かかります。黒板を大きいタブレットにしてほしいです。

④同僚に萎える

セクハラ講師:東京の某個別教室で生徒の胸を触ったという講師がいました。その講師、見た目はマジメそうだったのでビックリでした。率直に言うと、ロリコンはこの仕事には向いてないです。

倫理観ゼロ講師:空き缶などを道に投げ捨てる人、ゲーセンで店員にケンカ売る人、ギャンブル中毒など、先生と呼んでいいのか迷う人もいます。

プライド高い人がいる:英語講師は特にプライドが高い人が多いです。あと声がデカいです。日本人同士なのに英会話をしかけてくる時、正直めんどう臭いです。

現場からネガティブな情報を聞き出すのは難しいと思い、書かせて頂きました。何かしらお役に立てれば幸いです。また、コメント欄で疑問にもお答えいたします。

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